こんな考え方もあるよ

久しぶりに真面目な投稿です。
軽い気持ちで読み流してくださいね。 ある意味、笑い話でもあるんですけど。

この前、日本の得意先からクレームがありました。

「○○の製品に不具合が発見された。
大至急、「原因と対策」レポートを提出するようメーカーに要求してください。
尚、不良品の返品費用については、ほにゃらら・・・・」
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大変です。
つい最近のニュースでも、日本コカコーラ社の鉄粉混入の問題がありました。
ちょっとしたミスが、大きな損失につながるのですから怖いですよね。
不具合に関しては、急ぎ対処しなければなりません。
不良品サンプルが手元に届き、自分の目でも不具合を確認。
その後、中国の製造メーカーにサンプルを送り、原因と対策レポートを要求しました。

数日が経ち、メーカーからレポートが届きました。

不良品を確認しました。
・品質管理部スタッフ20人でチェックをおこなった。
11人は、「このサンプルは不良品だ。」と答えた。
9人は、「このサンプルは不良品ではない。」と答えた。
・当社基準として、20人中14人以上が「不良品」と判断した場合、不良品扱いになる。
・よって今回のサンプルは不良品ではない。

このレポートを受け取ったとき、怒りを通り越して思わず苦笑してしまいました。
日本では考えられないけど、こういう考え方もあるのかと。
少なくとも、自分とこの会社スタッフの半数以上(11人)は、「これは不良品だ」って答えてるのにも関わらず、2/3(14人)に達しないから不良品ではないと堂々と断言しています。

これはかなり高度で素敵な責任逃れの方式ですよね。
自分に甘いこの方式を使えば、何でも「自分は悪くない!」で済ますことが出来ますね。(笑)
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もちろん日本の得意先はこんな回答を許すはずがありません。
(っていうか、こんな回答を日本には言えない・・・)

ということで、先日この工場に訪問し商談。
本心では納得してない様子でしたが、「不良品」として原因と対策レポートを提出し、返品にかかる費用面でも、ある程度のラインで妥結。

丸く収まったように思えますが、そんなことありません。
上述したように工場サイドは、「本心では納得していない」様子でした。
ですから、この工場はまたいつか同じような不具合を発生させるでしょう。

そんな会社とは、とっとと取引を止めたらいいじゃないか!
大半の方は、このように思われたと思います。
私もそう思います。
最終的には取引を止めるつもりですが、諸々の事情が絡み合っており、今すぐ止めるという訳にはいかないのですよね。それが辛いところです・・・
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※品質も含めて安心して取引できる中国の製造メーカーもたくさんあることを付記しておきます。
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by shinmyo_y | 2006-05-16 20:57 | 日記・他

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